カテゴリ: つれづれ日記
昨夜は長野市で「子どもたちの未来を考える会」主催の意見交換会を、あべ守一さんと行った。
不登校の問題、高校再編問題など6時から9時過ぎまで冷房のきかない部屋で超熱い(暑い)論議。
不登校の問題は不登校児の数字を下げればいいという問題ではなく、一人ひとりの子どもの立場に立った問題解決が大切だと思う。そのためには、図書館も美術館や博物館も、フリースクールも塾も、あらゆる場所で子どもの居場所作りに取り組む必要がある。地域が子どもを育てるというシステムを確立しなければならない。
高校再編の問題も、少子化の中で難しい課題だが、単純に数字だけで切り捨てるのではなく、学校へ通えない子どもが出ることや、過疎化の問題とも考え合わせて、総合的な判断をしなければならないだろう。
それは発達障害の子どもが増加して大きな問題になっている特別支援教育についても言える。すべての子どもが等しく教育を受ける権利を持っているという原則を踏まえて、教員の増員についても検討する必要がある。
中高一貫学校をつくることなどの課題と、上記のような問題を慎重に検討し、どこに予算をつぎ込むかを考えなければならないはずだ。
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