カテゴリ: つれづれ日記
安曇野ちひろ公園で、池田町の小学六年生に安曇族の歴史を話した。ぼくが友人と4年かけて調査をして書いた小説『失われた弥勒の手 安曇野伝説』(講談社)のテーマが6~7世紀ころに、なぜ玄界灘で活躍していた安曇族が安曇野へやってきたのかだった。
子どもたちに、信濃の国に安曇郡ができたのが7世紀だったという話や、安曇族が持ってきた仏像や古墳の話をするのは楽しい。彼らは自分の住んでいる土地にどんな歴史があったのかを知ることによってこそ、地域への誇りや愛着がわくと思う。
子どもたちの生き生きとした瞳が好きだ。
しかし、平成20年度の調査によれば、長野県は小学生の登校拒否児童の比率がが全国で一番高い。本気で、地域と一緒になって子どもを育てる教育を進めなければならないと思う。
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