カテゴリ: つれづれ日記
昨日は特急「しなの」で松本から長野へ向かった。姨捨あたりで景色の説明が入る。日本の鉄道から見える景色の三大車窓景観の一つだという説明だ。確かに、棚田の向こうに千曲川に広がる善光寺平が一望に見渡せて気持ちがよい。観光客の人々は、みんな窓から外を眺めるのだが、特急では、その景観を止まって眺めることはできない。
ノルウェーのオスロとベルゲンを結ぶベルゲン鉄道は最高地点では列車が止まり、滝のあるところでは、滝の上に女神が登場するパフォーマンスもある。
長野県にはすてきなローカル線がいくつもあるのだから、ビューポイントでは少し止まってパフォーマンスがあってもいいと思う。
篠ノ井線なら、姨捨の物語を語り、俳句のいくつかを紹介するだけでもいい。そうすればその景色が深く心に刻まれ、思い出に残るだろう。それが人々に伝われば、観光の振興にもつながるはずだ。
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