カテゴリ: つれづれ日記
安曇野の三郷にある「おぐらやま農場」を訪ねた。農場主の松村さんは10年ほど前に安曇野へやってきた。低農薬、無農薬、有機農法を試行錯誤しながら、果樹や野菜を作り、やっと安定した収穫ができるようになったという。
出していただいたリンゴはもちろん皮ごと。色も香りも歯ざわりも、そして味も文句なし!誰だって、除草剤や化学肥料や農薬付けの農産物なんて食べたくないのに、いつからそういう野菜や果物があふれてしまったのだろう。この地域では、がんばって人間が安心して食べられる農作物を作ろうとしている人たちのグループがある。
安くて見てくれがいいものを追及してきた時代から、安心安全という価値に重点を置く社会を作っていかないと、日本の農業は生きていけないだろう。国民のの健康を守るためにも、多くの農家が、有機農法や低農薬での耕作ができるようにしていくのが農業政策というものだろう。
いま、TPPが問題になっているが、日本の政府は戦後一貫して、日本の農業をやせ細らせてきた。民主党もまた同じ轍を踏むのだろうか。沖縄問題もそうだけれど、アメリカの圧力に対して、毅然とした態度を示せる政治家が出て来てほしいものだ。
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