カテゴリ: つれづれ日記
「2人に1人が自分は人並みの能力はないと言い
3人に1人が孤独を感じると言う。
5人に3人が自分はダメな人間だと思っていて
5人に4人がなんだか疲れている。
そして、5人に3人が自分が参加しても社会は変わらないと言う。
これが世界第2位を誇る経済大国日本の明日を担う高校生たちの現状です」
これは高校生を考えるNPOカタリバのあいさつ文の冒頭の言葉。
16日、渋谷で開かれたカタリバ大学の集まりに顔を出し、その後、学長の寺脇研さんと話をした。彼は鳩山政権の「新しい公共円卓会議」の委員であり、文科省副大臣の鈴木寛氏とともに『コンクリートから子どもたちへ』(講談社)という本を出した人だ。この本、いろいろと大切なことが書いてある。文科省時代、ゆとり教育の提唱者として知られた人でもある。
人間関係を作れなくなっている子どもが多い中で、地域が子どもを育てる必要があるという点で意見は一致し、そのためにはどうしたらいいか話し合った。長野で対談をやりませんか?と聞いたらOKの返事をもらった。実現したい。
「5人に3人が自分が参加しても社会は変わらないと言う」このデータは悲しいことだけれど、現実なのだろう。だからこそ、子どもの教育を真剣に考えなければならない。アメリカでオバマ大統領が当選し、イギリスで2大政党制の枠組みが崩れ、日本で自民党政権が崩壊したいま、一人ひとりが社会に関心を持てば、世の中が変わる可能性が十分ある。長野県も大きな変化の時期を迎えているのだと思う。
今日は午後7時から小布施の西永寺で市民の方たちと語り合う会をもちます。参加自由なので興味のある方はお越しください。(Actvityページに詳細があります)
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