カテゴリ: つれづれ日記
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FM軽井沢で絵本や母、いわさきちひろについて、キャスターの宮尾さんとせせらぎ文庫の主催者で古くからの友人でもある小林悠紀子さんと一時間ほど話しをした。
絵本は「場」である、というのがぼくの持論だ。親や大人と子どもをつなぐ場。絵本はもちろん一人で読む楽しさもあるが、読んでもらう楽しさは格別だ。子どもが絵本を持って、「読んで、読んで」とせがむのは一緒に時を過ごす喜びを知っているからだ。
テレビやゲームでは味わえない人と人のふれあいがそこにはある。今の子どもたちの問題点のひとつは人間関係を作れない子が多いことだ。絵本の読書運動を大きく広げることは、現在の子どもの問題を解決するするひとつの方策に違いない。
文学への入り口でもあり、美術の入り口でもある絵本は、想像力や感性を高める。実は大人が読んでも面白い絵本がたくさんある。
野山で遊びまわる喜びと、絵本の楽しみを知る子どもが増えれば未来は確実に明るくなると思う。
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